☆あまりお奨めでない本です。読むなら疲れないように
題 名:男はどこにいるのか
整理番号:F-06
ジャンル:学 術
読んだ時:平成12年 62才
著 者:小浜逸郎
出版社:筑摩書房
内容・感想:
恐らくこの著者は、最近の男どもはだらしなくなったと
嘆きつつ、この本を書いてると思います。
しかし、何とクダクダと、わざと難しい言い回しで、
書かなくてはいけないのでしょうか!
曰く、「俗に、男はセックスのときにも、
どこか覚めた部分をもっていると云われている。
こういう言い方があたっているとすれば、
それは男が精神として理性的であるからではなく、
おそらく今述べたような器官的な根拠(内的な疎外)
があるからである。」
また曰く「一方に動物的現象として、顕著な身体局部の
興奮の印があり、他方にそこから疎外され、
それを〈みつめ〉〈処理する〉ことを強いられた
心的な過程がある。
そうした矛盾した状態の全体を通して、男の性は
人間的な特有性を確保している。
だから男が性の主体として登場する仕方は、
自然対象に道具を用いて〈操作的に〉かかわる仕方に
近いものがある。」云々。 (P.118)
・・・といった調子で、読んでて疲れてしまいます。
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