立夫文庫のブログ

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☆確かに現在の日本社会は、この40年前の米国のそれとソックリになってるように感じます。

   題名:ガープの世界 上下巻
    整理番号:D-03
            ジャンル:外国文学         
            著者:ジョン・アービング
            出版社:サンリオ


内容・感想:
現代のアメリカ社会を象徴しているような小説です。
1942年生まれの作者が36歳の時に放った
全米ベストセラーです。


印象① ガープ君出生の奇想天外な発想が傑作です。


印象② 最近わが国でも出て来た、女性が働きに出て
    亭主のほうが家事万端を受け持つ家庭が
    ごく普通に描かれています。
    私にとっては、日本もいずれこんなに
    なっちゃうのかなあーという、
    ウーマンリブ化する嘆きがあります。


印象③ スティアリング学院の側を流れる川岸は、
    学生達の格好の憩いの場所です。
    その岩の割れ目には、使用済みの
    例のゴム製品があちこちにねじ込んである
    と云うのが滑稽。