☆ブラピとアンジェの颯爽としたアクションを頭に描きつつ読むに限ります。
題 名: Mr.&Mrs.スミス
整理番号:D-16
ジャンル:外国文学
読んだ時:平成18年 67才
著 者:キャシー デュボウスキー 訳者:小島由記子
出版社:ビレッジ ブックス
内容・感想:
ハリウッドの人気スター、ブラッドピットと
アンジェリーナジョリー主演で、映画化された
のが去年(2005年)。
いち早く、和訳本が出ましたので、読んでみました。
まあ、おきまりの現代活劇映画と言ってしまえば
それまでですが、なかなか面白そうです。
映画も見てみたくなっちゃいました。
こういうものは、常識的な考え方で見ていては、
だめなんですね。
ブラビ扮する父君のジョンと、アンジョ扮する
奥方のジェーンが、お互いの秘密がバレた時、
組織の掟に従って殺し合うなんてのは、
常識的には、夫婦の絆のほうが堅いんじゃないのかな
と思いますけどねぇ。
それから、筋書きの上でちょっと理解に苦しむ点が、
二つばかりあります。
先ず、初っぱなに登場の、新米エージェントの
ベンジャミン・ダンズ君。
このダンズ君が恐らく、ある秘密指令をうけて、
中盤のメキシコ国境の砂漠に現れて、
ジョンとジェーンの殺し合いの囮になると
いうことなんだろうけど、その関連の解説がありません。
次に、後半、ジョンとジェーンの連合軍が、
組織のスタッフに追われ、次々とそいつ等を
倒して行きますが、その中にジェーンと親しい
ジャスミン達は、含まれていないのは、何でだろう~♪
ジョンの組織の中で、親しいエディーも現れないのは、
何でだろう~♪
それでも、結局組織は総て、壊滅して
スミス夫妻は元の鞘に収まるという、
ハッピーエンドなのでした 。
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