☆名作は、何度読んでみても、いいもんです。
「赤毛のアン物語」
整理番号:D-12
ジャンル:外国文学
著 者:ルーシー・モード・モンゴメリー/村岡花子訳
出版社:講談社
読んだ時:平成14年 63才
内容・感想:
少年少女世界名作全集が出版された時、私の父が全十巻買ってくれた。
私が小学校高学年の時だった。
父は仕事が終わった夜、その中の一つを読んでくれたものである。
「ああ無情」「宝島」「巌窟王」「乞食王子」「鉄仮面」「小公子」
「小公女」「トム・ソウヤーの冒険」「アンクルトム物語」
「ロビンソン漂流記」が全十巻であり、今でもそのタイトルを
空んじている。
この全集は好評だったようで、その後次々と発刊が続き、
赤毛のアンも第80巻として出た。
当時読んだのと、全然違う物を読んでる感覚で、このたび懐かしく
再読した次第である。
304頁・・・「義務もそれに真正面にぶつかる時には、友となる」
という項は、我々仕事でつらい肉体作業などするときに、
筋肉鍛錬をしているんだと思えば辛さがほぐれるようなもので、
気の持ちようだと思う。
アンは、自分を孤児院から救い上げてくれた、マリラおばさんの
恩に報い、せっかく合格したエイヴリーの奨学生の権利を破棄して、
マシュウおじさんと死別し緑内障に冒されたマリラの
そばに留まる決心をした。
神はそんなアンの判断にご褒美を下さった。
それはずーっと仲たがいしていたギルバートと仲良くなれるように
してくれた事でした。
めでたし、めでたし・・・
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