立夫文庫のブログ

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☆本当のグリムは、恐ろしい内容なのです。

           題 名:グリム残酷童話
    整理番号:D-11             
            ジャンル:外国文学
      読んだ時:平成13年 63才   
            著 者:金成陽一
            出版社:講談社+α文庫


 内容・感想:
グリム童話というのは、ファンタジックな
メルヘンの世界を描いた物語かと思っていたら、
本当は、なんてドロドロした陰湿なものなのかと
ビックリです。


門外不出だったグリム物語の部分を紹介しながら、
その残虐な表現を分析しています。
しかし、ドイツ語の翻訳が稚拙なので、
なめらかさに欠ける面がありますが、
反面、たどたどしい表現が不気味で、
コケティッシュな面が強調されてる気がします。