☆米国の作家キングの、大ブレイク作。可愛いキャリーちゃんに同情してあげて!!
題名:キャリー
整理番号:D-20
ジャンル:外国文学
読み終えた日:平成28年1月 77才
著者:スティーブン キング
出版社:新潮文庫
内容・感想:
それまで、貧乏のどん底だったこの作者のキング氏は、
妻の助言でこの本を出版して、
大ヒットとなり、一躍文壇のトップに躍り出た。
翻訳が今一なので読みにくい面もあるが、
筋書きとしては、なかなか面白い。
この事件をいろいろな人からの証言として発表していく形式は、
あたかもこの事件が現実であるかのように感じさせてくれる。
ヒロインのキャリーは、クラスメートからのいじめられ役だが、
読んでいて彼女にとても同情的になっていった。
とかく、外国文学書は、一つの事を言うのに、
修飾語が多すぎるきらいがある。
まあ、翻訳方法にも関連するが、村岡花子流に
もっとスムーズな異訳もありと思う。
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