☆先代のマツキヨを倅のかずな氏が語る
題 名:私がマツモトキヨシです
整理番号:E-15
ジャンル:人 伝
読んだとき:平成11年 61才
著 者:松本かずな
出版社:サンマーク出版
内容・感想:
今年の始め頃から売り出された日産セドリックの新車。
その発売前キャンペーンの、招待講演会で松本和那氏が
話をするというので、聴きに行った。
松本和那氏は先代松本清氏の息子である。
先代が松戸で薬屋の“マツモトキヨシ”を経営する傍ら、
千葉県会議員を四期勤め、その後松戸市長になり、
そのアイデンティティーは当時の衆目の集まる処となった
というエピソードがある。
今でこそ役所の窓口はツンツンを脱却して親切になっているが、
その改善のオリジンは松戸市役所で松本市長が
誕生した時にあった。
彼は就任すると、市の職員は市民あってのものだから、
サービス精神に徹底せにぁあかんと言うわけで
「いらっしゃいませ」「ご苦労様でした」など、
訪れる市民に対して職員に徹底的に言わしめた。
息子の和那氏も、善き親父の背中を見ながら立派に育ち、
スーパーチェーンドラッグ=マツモトキヨシを
日本一と云われるまで大きく発展させるかたわら、
衆議院議員を勤め、今や押しも押されもしない
名士となったのである。
話を聴きながらなかなか好感のもてる、いい男だと思った。
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